第2回 只見線フォトコンテスト
入賞作品

たくさんのご応募ありがとうございました。
多くの皆様から寄せられた応募作品総数1,010点の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。

募集期間:
2023.10.1(日)~2024.2.18(日)

審査員紹介

奥会津郷土写真家
星 賢孝
福島県金山町在住。ふるさとの過疎・高齢化に伴う衰退を案じ、奥会津の絶景と只見線を撮りだす。年間300日、只見線だけを撮り続け「まだ見ぬ絶景」のために沿線流域の環境を整え続け、その活動に終わりはない。
近年上海や台湾での写真展や講演会も行い、インバウンドでの地域活性化にも取り組んでいる。
鉄道写真家
長根 広和
1974年、神奈川県横浜市生まれ。鉄道写真家・真島満秀氏に師事。鉄道会社のビジュアルポスターやカレンダー、鉄道誌などで作品を発表。車両そのものの機能美や力強さを表現した写真に定評がある一方、ドラマチックな「鉄道風景写真」にファンが多い。(有)マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ代表取締役。日本鉄道写真作家協会副会長、日本写真家協会会員。第69回雑誌広告電通賞受賞。

受賞作品

最優秀賞

応募者名:大藪 琢也

作品名:闇に浮かぶ
応募者名:大藪 琢也
撮影地:三島町

秋の夕方に走る列車を露出を調整して斜光線を浴びて走る列車が浮かび上がるような情景を表現したいと思って撮ったカットです。(大藪 琢也)

第二只見川橋梁には強力な夕陽が射してきます。その夕陽でギラリと光る瞬間を捉えた写真は数多くありますが、作者は極限まで絞る事によりギラリと光る列車を闇に浮かび上がらせています。計算され尽くした見事な写真です。
(星 賢孝氏)

第二只見川橋梁の黄昏時は、じわじわと只見川の色彩が闇へと溶けていきます。山の端に太陽が入るわずかな時間だけ、スポットライトを浴びたように橋梁が浮かび上がります。その瞬間に列車を合わせるというのはかなり難しく、きっと何度も撮影地へ通い、状況を肌感覚で分かっている作者だろうと推察します。
夕日に輝くキハE120形のステンレスボディがこの作品のキーポイントにもなっており、その車両が先頭で来るという作者の運の強さも感じられる一枚です。
(長根 広和氏)

優秀賞

応募者名:からまめたる

作品名:六十里越峠、秋の暮
応募者名:からまめたる
撮影地:新潟県魚沼市

福島県と新潟県を跨ぐ「六十里越峠」
魚沼地域で生活する者として、新潟県側の風景も含めて只見線である事を皆様にお伝えしたく、六十里越峠の秋の絶景を撮影しました。(からまめたる)

新潟と会津の県境は、深まる秋は儚くて、より哀愁を帯びて佇んでいますが、紅蓮の秋に溶け込む様に列車は更なる紅蓮を鼓舞しています。艶やかでは無く、やがて来る冬の厳しささえ感じさせる只見線の奥深い写真です。
(星 賢孝氏)

キハ110形が白に緑帯の東北色、そしてこの朱色(通称タラコ)に塗り替わって人気を博しています。四季折々が美しい只見線でこのタラコが映えるのは紅葉シーズンかもしれません。列車を含めてすべてが真っ赤になる世界は今シーズンが初めて。タラコのキハ40系が走っていた頃の思い出がよみがえりました。
只見線というと、多くの只見川橋梁がある福島県側が注目されますが、只見~小出間の新潟県側もじつに美しいエリアです。その素晴らしさをアピールしてくれるような作品です。
(長根 広和氏)

審査員賞

応募者名:みのっち

作品名:秋の早朝小雨あがりの虹 只見線
応募者名:みのっち
撮影地:会津美里町

会津盆地の秋は実りの秋です。ざわめく稲穂と、列車を彩る様に虹が架かり、天空の白雲が柔らかく微笑んでいます。贅沢な只見線の秋がそこにあります。
(星 賢孝氏)

応募者名:ひまわり

作品名:夏の幻想
応募者名:ひまわり
撮影地:三島町

第一只見川橋梁の霧の写真は幾万枚と撮られていますが、全てその表情は違っています。霧の流れや光線のさじ加減、刻々と移ろいゆく千幻万化の又新しい魅力が見事に詰まっています。
(星 賢孝氏)

応募者名:hanako

作品名:ゼッケェーかな?
応募者名:hanako
撮影地:三島町

雪華爛漫と山霧は、冬の第一只見川橋梁を代表する要素ですが、本作品もそれを見事に捉えています。背景の山に浮かぶ山霧の構図が絶景を際だたせています。
(星 賢孝氏)

応募者名:魚沼から応援し隊

作品名:初雪の候
応募者名:魚沼から応援し隊
撮影地:新潟県魚沼市

魚沼の真っ白い山塊と只見線の調和が素晴らしいです。加えて、収穫の後に芽を出した田園の淡い緑がこの絶景を更に際だたせています。優しさと厳しさを感じさせる写真です。
(星 賢孝氏)

応募者名:會津3310

作品名:田園を駆けて
応募者名:會津3310
撮影地:会津美里町

長い厳冬が終わると、雪解けの水が溢れ、田園水鏡にその絶景を惜しみなく映してくれます。列車の勇姿に絡めて、神秘の陽光の煌めきが春の喜びを見事に映しだしています。
(星 賢孝氏)

応募者名:撮りキチのマサ

作品名:秋の彩り
応募者名:撮りキチのマサ
撮影地:柳津町

只見線沿線には柿の木が多く、残り柿は晩秋の風物詩です。柿で列車を包み込むようなフレーミングが上手く、暗い背景に柿色が浮かび上がって美しいです。朱色のキハ110形でも狙ってみたくなる鉄道風景ですね!
(長根 広和氏)

応募者名:saka

作品名:最終電車と天の川
応募者名:saka
撮影地:三島町

第一只見川橋梁と天の川のコラボレーションですが、素直に感動させてくれるシーンです。列車は光跡になっていますが、列車の窓明かりが橋梁を明るくさせて、なんとも幻想的です。奥会津の空の美しさをこの作品が伝えてくれます。
(長根 広和氏)

応募者名:BeKo

作品名:里を走る
応募者名:BeKo
撮影地:会津美里町

只見線フォトコンテスト初のドローンの作品を選びました。会津平の田園風景は蓋沼森林公園からの俯瞰が有名ですが、ドローンならではのアングルはじつに新鮮であり、米どころ会津の春景色を上手くまとめています。
(長根 広和氏)

応募者名:金魚のトニー

作品名:お父さんとの思い出
応募者名:金魚のトニー
撮影地:三島町

私が小学生のころ、急行「奥只見」に乗ってこの作品のように只見川を眺めていたことを思い出しました。ご子息を撮影されているお父さんの優しい顔が見えてきます。もう少し窓枠が写っていれば、列車感がさらに増したと思います。
(長根 広和氏)

応募者名:鈴木遼

作品名:雪原の旅路
応募者名:鈴木遼
撮影地:三島町

第三只見川橋梁の水鏡に出合うのは結構ハードルが高いのですが、じつに美しい水鏡を捉えました。もちろん寒い朝ですが、ストロボ発光で表現した優しく降る雪に、どこか温もりを感じてしまう素晴らしい作品です。
(長根 広和氏)

市町村賞

会津若松市

応募者名:はがきよし

作品名:風っこ~会津若松駅員さんに見送られて~
応募者名:はがきよし

会津坂下町

応募者名:teruo

作品名:始発物語
応募者名:teruo

柳津町

応募者名:wakamatsu.hibiki

作品名:冬の滝谷川橋梁
応募者名:wakamatsu.hibiki

三島町

応募者名:はまおう

作品名:星に願いを
応募者名:はまおう

金山町

応募者名:里山のShu☆Kura

作品名:里山のShu☆Kura
応募者名:カズ@TKE

只見町

応募者名:鉄検7級

作品名:会津のマッターホルンII
応募者名:鉄検7級

昭和村

応募者名:こもにゃん

作品名:たまにはレトロバスも素敵
応募者名:こもにゃん

新潟県魚沼市

応募者名:こうさ~ん

作品名:秋盛り
応募者名:こうさ~ん

キッズ賞

応募者名:よっしー

作品名:もふもふ
応募者名:よっしー
撮影地:金山町

応募者名:みくと

作品名:いってらっしゃーい!!
応募者名:みくと
撮影地:只見町

応募者名:レモネード

作品名:只見町に遊びに来たよ!
応募者名:レモネード
撮影地:只見町

応募者名:あつひろ

作品名:桜咲く
応募者名:あつひろ
撮影地:只見町

応募者名:はるちゃん

作品名:念願の只見線
応募者名:はるちゃん
撮影地:金山町

応募者名:myuu

作品名:初めましての雪月花
応募者名:myuu
撮影地:柳津町

応募者名:ちちぬぬ

作品名:田舎っぺ
応募者名:ちちぬぬ
撮影地:柳津町

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